誰にでも簡単に稼げると人気のあるチャットレディのお仕事は、業務の契約をもって、自分の都合に合わせてお仕事する形態のため、自分の頑張り次第で収入が大幅に変わってきます。
そのため、自分のモチベーションを保つことがとても重要になります。
その一方で、お客さんとの会話の中によって自分の気になっていることを指摘されたり、口コミで誹謗中傷されるようなこともありえるため、仕事自身でストレスを抱えてしまうという、仕事内容自体にモチベーション維持が難しい部分があります。
ここでは、チャットレディのお仕事でモチベーションを保って続けるためのテクニックについて説明していきたいと思います。
なぜチャットレディにはメンタルが必要なのか?
チャットレディのお仕事は、まずは男性に自分を選んでもらうことから始まるため、相手に喜んでもらえるようにいつも笑顔で愛想よく振舞う必要があります。
また、せっかくログインして待機をしていても、ずっと選んでもらえずに一日が終わってしまうようなこともあり、なぜ選んでもらえなかったのか、選んでもらえなかったので収入が得られなかったと落ち込んでしまうような出来事が起きてしまうこともありえます。
それであっても続けていくことで、固定のお客さんを作れるよう、また、お客様に喜んでもらうようにするためには、落ち込んだ状況から自分でモチベーションをあげるメンタルを維持していくことが重要となるのです。
そのほかにも、チャットレディのお仕事は、誰からも義務的に仕事をするように押し付けられない面がポジティブにも考えられますが、
自分自身でどれだけ仕事をするのかの管理を行わなければならないため、何か複雑な気持ちとなってしまうことが起きた際、
次の日に仕事を継続する気持ちの切り替えができるようなメンタルの強さが継続するためには重要といえます。
チャットレディで病んでしまう原因
これからチャットレディの仕事につきたいと考えている人にはまず知っておいてほしい内容として、なぜチャットレディが病んでしまうのかについて触れておきたいと思います。
歩合制であること
チャットレディの仕事はお客様がその日について、チャットできた時間が報酬の対象となります。
つまり、自分がログインして待機をしていても、ずっと待機で一日が終わってしまうことも有り得ます。その場合はその時間分すべて無給となってしまいます。
そのため、毎日ログインをしていたとしても、その日その日による報酬が異なり、収入として安定しているとはいいがたい状況になります。
収入面の安定がしていないことから、稼げないことでの経済的な精神的不安を抱えてしまうことや、その逆で、一時に大幅に稼げたことによる浪費から稼ぎが減ることで精神的に厳しい状況に陥ることが多くあります。
生活リズムが乱れる
チャットレディの仕事は時間帯自身を問わずにログインして始めることはできますが、お客さんとして多いのはサラリーマンのため、日中はお仕事をしているために夜から深夜のほうがお客さんの割合が多いことになります。
そのため、効率よくお客さんを確保するためには、仕事の時間が深夜になってしまうことで、睡眠時間を削ることになりやすいです。
また、お客さんによって、入りやすい時間が異なるため、常連さんがついてくると、その常連さんの生活リズムにこちらが合わせるようになるため、生活リズム全体も自分のリズム通りにならないことが考えられます。
お客さんに合わせすぎる
お客さんの性格もさまざまで、それぞれに合わせて話をしていくのも至難の業で、話が合う人もいれば、全然噛み合わない人もいます。
そこに無理をして話をあわせることが仕事なんだからと思って我慢をし、頑張りすぎることで、我慢が募ってしまった結果、ストレスを溜め込んでしまうことも原因のひとつと考えられます。
お客さんの中には人と話したい、女の子と話したい、というだけではなく、自分のストレスの発散のために横暴なことを言い出す人も少なからずいます。
そういったいろいろな男性に対応しなければならないことは、チャットレディの仕事の難しい面でもあります。
アダルトチャットへの不安
収入面の効率がよいことから、ノンアダルトチャットではなく、アダルトチャットを選ぶ人も多くいます。
アダルトチャットはその分、からだを張っての稼ぎでもあるため、精神的なストレスにも陥りやすいです。
また、アダルトチャットは動画流出をすることがリスクとしてより高いと考えられるため、精神的に休まらない状況をより強く長く作り出してしまいます。
メンタルが弱い人の特徴
メンタルを強く保つことが必要、といわれても、そもそもメンタルが弱いっていうのはどういうことなのかがわかりづらいですよね。
このチャットレディの仕事をしている人の心理で、以下のようになっていると考えられます。
「自分だけうまく稼げないかもしれない。」
「私なんかとチャットしたいって言ってくれるお客さんなんていいないんじゃないか。」
「ちゃんと自分とのチャットで楽しんでもらえてないんじゃないか。きっと次には来てもらえないんじゃないか。」
このように自分自身で自分をブロックしてしまうような、ネガティブな考え方で自分自身で自分の気持ちを下げてしまっている傾向があります。
メンタルが強い人の特徴
それではその逆にメンタルが強い人っていうのはどういうことなのか、に触れたいと思います。
これは、私自身がたまたま好きで読んでいたマンガにあったセリフのひとつにすごく印象的なものがあるんです。
その作品は、神尾葉子さんの作品で、ドラマや映画にもなった「花より男子」なんですが、「私なんか」じゃなくて、「私だって」を使おう、というセリフなんです。
自分を卑下する「私なんか」ではなくて、「私だって」という肯定的な表現で「私だってこれからきれいになってやる」といった言葉のほうが、絶対女の子を可愛くする、という内容でした。
この内容が私には相当に印象的で、そのセリフに触れて以来、自分が気持ちが落ち込みかけているときに、自分自身が「私なんて」と思っていることに気づくと、はっとして、私は大丈夫だ、と自分自身を否定しないように心がけるようになりました。
これが、メンタルの弱い人、と、メンタルが強い人によくある傾向をそのまま表していると考えます。
先に記載した、メンタルが弱い人の心理にある、私なんて、の傾向を考え方を「私だって」に転換してみるのです。
「自分だけうまく稼げないかもしれない。」
「私なんかとチャットしたいって言ってくれるお客さんなんていいないんじゃないか。」
「ちゃんと自分とのチャットで楽しんでもらえてないんじゃないか。きっと次には来てもらえないんじゃないか。」
このそれぞれが「私だって」、を使うことで以下のようになります。
「私だってちゃんと稼げるんだ。」
「私にもチャットしたいっていってくれるお客さんをたくさん作れるんだ」
「私も楽しく話せたから、またきっとチャットしたいっていってくれる」
こういった「自分なんて」という表現を自分に使う必要はなく、もっと自信を持って自分自身を認めている人。
それが、メンタルの強い人だと考えます。
チャットレディのメンタルを維持する方法
メンタルの強い人、弱い人について説明させていただきました。
メンタルを強く保つには自分を肯定することが大事ですが、行動としてできる、メンタルを維持する方法についても触れていきたいと思います。
目標を高く設定しすぎないこと
チャットレディの仕事が歩合制であることや、仕事が必ずその日に取れるとは限らないことから、長時間かかっても自分が決めた目標売り上げまで稼ごうとしてしまうケースが見られます。
また、チャットレディのお仕事ではよく人気のあるチャットレディのランキングのようなものもあり、そこに入りたいといった気持ちから自分はできていないと思ってしまうことも多くあります。
どちらもほかの人と比べてしまったり、自分に無理をさせることにつながってしまいますので、今の自分自身に無理がかからないように、頑張り過ぎない、自分に合わせた仕事の調整を行うことが大切です。
稼ぎ重視でアダルトチャットを選ぼうとしないこと
時間単価が高いことからアダルトチャットを選ぶ方もいると思います。
ただ、やはり自分の精神的な負担を抱えることがノンアダルトチャットよりも高いので、自分に本当にあっているのかを考えた上で選ぶことが大切です。
ライブチャットにはいろんな会社さんが参入しています。
どこの会社がどのようなジャンルを扱っているのか、応募する前にきちんと確認して選ぶことも重要となります。
疲れたら休むこと
最初に記載した、目標を高く設定しすぎないことにもつながるのですが、お客さんが固定でついてくると、今日は休みたいな、といった気持ちの日にも無理をしてログインをして仕事をする環境になりがちです。
本当は疲れていて休みたい、と思いつつも、夜遅くまで笑顔でお話を聞くというのは負担がどうしてもかかってしまうので、だんだんチャットレディという仕事が嫌いになってきてしまう原因にもなりがちです。
こういったときは、自分の休みたいという気持ちを優先してきちんと休むことを実践してみてください。
歩合制であることから収入面が心配になることもあると思います。
そうとはいえ、自分があって、気持ちがポジティブに保つことが、仕事を続けるためには重要なことなので、休みを取ることが、次にお仕事をする際、「元気な自分でいられることにつながる」と理解して、休むこともポジティブでいる為には良いと考えます。
メンタルを病まないテクニック
メンタルが病んでしまう原因はストレスにあります。
ストレスを感じた際はどうしてもネガティブになりがちです。
すでに上記で記載しているとおり、「私なんか」といった思考です。
こういった思考になってしまったことに気づき、「私だって」という自己肯定をするように自分を切り替えてみましょう。
ストレスをためない方法
ストレス自体を解消する方法を持つことも大事です。
私の場合は、ヨガスタジオでスタッフさんを話して、運動をする習慣をつけています。
人によっては、愚痴を友達に聞いてもらうことも解決方法だと思います。
自分なりのストレス解消方法を持つことが、メンタルを病まないためのテクニックといえると考えます。
メンタルが落ち込んだ時のリカバリー方法
落ち込んでしまったときはあれこれと悪い方に考えがちになります。
こういったときはいくら考えてもよい方向に自分だけで切り替えることはなかなか難しいです。
そういった状況になったときは、まずはまず悩むことを一旦辞めてみて、好きなものを楽しむことで、自分にエネルギーチャージをすることを優先してみてください。
また、仲のよい仲間や理解してくれる味方とだけ触れ合ってみたり、普段とは違う環境に触れるような旅行などでまったく違う環境に自分をおいてみることも切り替えの方法としては有用と考えます。
無理をして元気な自分に戻そうとする必要はありません。
悪い方向で頭のなかがいっぱいいっぱいになってしまっている状況からは、その環境から一旦離れてみること、自分の好きなことを素直に行ってみることが大事となります。
チャットレディを辞めたいと思った時はどうすればいいのか
チャットレディを辞めたいと思う理由はいくつもあると思います。
待機時間が長くて稼げない。
スタッフが冷たい。
お客さんと話すことでのストレスが限界にある。
生活リズムが保てなくて寝不足が続きすぎた。
などなどです。
スタッフさんの問題やお客さんの問題であれば、所属する会社を変えてみることで環境が変えられると考えます。
また、待機時間が長すぎて稼げないと感じる人は、お客さんが多い時間帯にログインするようにしてみるといった仕事の仕方を変えることで、状況は変わるかもしれません。
生活リズムについてはなかなか解決することが厳しいところだと思います。
このような生活リズムやストレスによって辞めたいと考えている場合は、やめる前に一旦お仕事をしばらく休止してみるのもありだと思います。
チャットレディのお仕事はもともと歩合制で、自分が仕事をしないことで誰かに迷惑をかけることはないです。
お仕事を休止することで、自分のストレス・メンタルの回復や、生活リズムを取り戻すことができますので、一度自分をリセットすることができます。
その後に、もう一度、自分は続けていけるのか、やはり辞めたいのかをもう一度考えてみてください。
辞めること自体は簡単で、会社に伝えるだけですので、辞めるかどうかを悩むこと自体がストレスに思う必要はありません。
なによりも自分自身がバランスが取れること、自分のことを大事にしながら無理をせずにがんばっていきましょう。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。